昔のゲームが難しいのは理由がある?

※この記事は過去の記事からの再掲載となります。
■なぜ昔のゲームは難しいのか
最近は動画配信サイトでも、ゲームを実況する人も増えてきておりますが、昔のゲームは難しすぎるという話をよく聞きます。
確かに、昔のファミコンやその時代のパソコンのゲームなどは、理不尽と言えるほどに難しいものが多いのですが、これには理由があります。
昔のゲームが難しいのは、ゲームを制作する際に、いかに少ない容量で長く楽しませるかを考えた結果と言えます。
もし難易度を簡単にしすぎてしまうと、容量上、数十分~数時間で終わってしまい、これだといくら面白いゲームを作っても、高いお金を払って買った人がクレームを出してしまうでしょう。
そこでわざと難しくして、長く楽しんでもらおうとしたのです。
有名なファミコンの初代ドラゴンクエストも、たった64キロバイトという、信じられないくらいの小容量で作られています。
現在では、写真を取っただけで画像ファイルが数メガバイトにもなったりするので、64キロバイトでゲームを作るのが、どのくらい大変なのかが少しは分かっていただけるかと思います。
このドラゴンクエスト制作に関して、ファミコン世代には有名な話ですが、カタカナの「ク」の1文字を節約するために、「ダークドラゴン」を「ダースドラゴン」にしたという話があり、このことからも64キロバイトにゲームを収めることの大変さが分かります。
しかし、このような小さな容量しか使えなかったために、普通に作るとドラゴンクエストも数時間でクリアできてしまうゲームになってしまいます。
そのため、経験値稼ぎやお金稼ぎに時間がかかるようにして、長く楽しめるようにしたのです。
当時の子どもたちは、面白いゲームなら長く楽しめる方が良かったのですが、今そのようなレトロゲームをやるとなると、無駄に時間がかかるだけのゲームということになってしまうのは、やむを得ないことではあります。
アクションゲームなども、簡単にしてしまうと1時間くらいでクリアできてしまうゲームでも、わざと難しくすることで、何度も繰り返しプレイしてもらい、長く楽しめるようにしているのです。
ただ、難しくても面白ければ良いのですが、勘違いして、理不尽に難しいだけであまり面白くないゲームを制作していたメーカーがあったのも事実です。
まぁ、難しいゲームほど、クリアした時の達成感が得られるので、そういったゲームでも、今やる価値が全くないわけではありません。
ゲーム実況者や、今ゲームをしている人たちの中には、最新のゲームより、レトロゲームの方が面白いという声も多々あります。
今のゲームは、誰にでもできるような簡単なゲームが増えているため、手応えがあまりないというのが理由の一つかもしれません。
昔のゲームは難しいものが多いですが、クリアした時の達成感が得られるというメリットもありますし、何より様々な工夫をされて作られていますので、最近のグラフィックや音楽が進化したゲームなども良いのですが、あえてレトロゲームもやってみるのも面白いかもしれません。
